湘南をレンタサイクルで走ったレビュー(藤沢駅→江の島→鎌倉)(ハローサイクリングのe-Bike「KUROAD」編)
■湘南エリアでスポーツタイプの電動自転車「e-Bike KUROAD」というものをレンタルできるとのことで、
藤沢駅で借りて、江の島や鎌倉のほうまで走ったので感想・レビューを書いておこうと思います。
■湘南エリアではもともとHELLO CYCLING(ハローサイクリング)のシェアサイクルを借りることができますが、
実証実験としてe-Bikeの「KUROAD」というものを借りることができます。
スポーツタイプの電動自転車ということで、しかもハローサイクリングなので気軽に借りられることもあり、
いざ湘南へ行ってみることに。
こちらに暫定での借りられる場所が載っていますが、
藤沢駅が1番アクセスがよいかと思います。
私も藤沢駅で借りてスタートすることにしました。
ハローサイクリングのアプリでもレンタル場所は見ることができます(むしろこちらを見たほうが最新の状況がわかるかと)。
マップだけを抜粋するとこんな感じですね。青い自転車マークがKUROADを借りられる場所です。
■冒頭の写真の再掲になりますが、藤沢駅のレンタル場所はこんな感じで置いてあります。
駅からは徒歩5分程度でしょうか、突然ぽつんと置いてあるところに出くわします。
レンタル方法は公式ページに載っていますが、
普段ハローサイクリングを借りたことがある方は、「いつもどおり」と思っていただいて大丈夫です。
私もすんなり借りられました。
ただ、サドルの調整方法やギアの調整方法、電動部分の起動・調整方法などは、
上記公式ページを見ないとわからないかと。
でも、公式ページが事細かに書いてくれているので、見さえすれば困ることは無いかと。
蛇足ですが、ハローサイクリングに初めて登録されるかたは、
下記のいわゆる「友達紹介コード」を入力するとクーポンがもらえるため、
よろしければお使いください。
▼会員登録時のクーポンコード
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■さて、いざe-Bike KUROADに乗ってみると、やはり快適ですね。
普段ハローサイクリングで借りられる電動自転車と違って、速度が出やすいスポーツタイプというのを感じられます。
ただ、スポーツバイクの爽快感を思い浮かべてしまうと、それにはさすがに劣ってしまうかなと。
スポーツバイクに電動が付いたというよりは、電動自転車がスポーツ風になった、という印象が強いです。
漕ぎ出しの軽快感や速度の出しやすさはクロスバイクより劣ります。
しかし、これは致し方ないところがあると思います。
まず、ホイールの横幅が太めでマウンテンバイクのような形ですが、
江の島の海近くだと砂場も多いため、そこを走るとなるとこちらのタイヤ形状が安全でベストですね。
また、そもそもKUROADのコンセプトが「誰もが自由に乗れるe-Bike」とのことのため、
万人受けを考えると、ほどよいところで調整されていると感じます。
サドルの調整はラクですし(オフィスの椅子のようにレバーで昇降する形で、これはとくに良いと思いました)、
ハンドルのグリップも握りやすい、
ギアの変更や電動の強さの調整もわかりやすくしやすく、
坂の登坂も電動のおかげもラクラク。
タイヤもある程度の悪路にも対応できるような太めでグリップの効く万能タイプ。
非常に万人にとって取り回しのしやすい、電動タイプのスポーツバイクと感じました。
速度を求めてバンバン走らせる自転車というよりは、
スポーツの爽快感を両立させながら、ゆったり普段遣いから長距離走行までをマイペースに使いこなせる形で、
「誰もが自由に乗れるe-Bike」というコンセプト通りだと思います。
普段遣いの自転車として正直欲しいですね。
■さて、藤沢駅で借りて、まずは江の島を目指します。
江の島までは「境川」という川に沿って行くのがベストです。
私はGoogleマップで調べると下記のようにルートを出してくれますが、
青色になっている川沿いのコースで行くと安全に海に出ます。
というか、下記は目安として、ともかく早めに境川に出てしまったほうがよいです。
大通りですとやはり自動車が怖く。。。
境川に出てしまえば、道幅も広く、ゆったり安全に海に向かえます。
まずは境川を目指す、あとは川沿いに道なりに行けば、何も考えずに海に出れます。
境川はこんな感じですね。
土日に行ったのですが、混雑してなく、軽快に進めます。
もちろん安全な速度を守りながらの必要はありますが、ゆったり走ることができて境川沿いはとてもよかったです。
■江の島に到着して、さて、次は、
大磯プリンスホテルへ向かう海沿いサイクルコースか(地図左側)、
長谷駅の方へ向かう江ノ電と江の島コース(地図右側)、
どちらにしようか迷ったのですが、私は右側の江ノ電と江の島コースに行きました。
というのも、事前に調べて、
どうにも左側の大磯へ向かう海沿いサイクルコースは車がビュンビュン通る道路を併走するような形らしく、
普段からそういう車沿いを走り慣れていない自分には危ないと思い取りやめ、
代わりに右側の江ノ電と江の島コースへ行ってみることにしました。
とは言っても、右も左もどちら側も国道134号であることは変わりなく、
正直右側のコースも車と一緒に併走する形でした。。。
たしかに左側よりは交通量も少ないのかも知れませんが、
うーん、これは普段からロードバイクだとかで道沿いを走り慣れている方向けですね。。。
自分のような初心者が、観光目的で国道134号を走るのは危ないのでやめたほうが良いと思いました。
いわゆるポタリングであれば、境川沿いのコースがベストですね。
私は結局国道134号を道なりに進む江ノ電と江の島コースを頑張ったのですが、
正直海を見て景色を楽しむという余裕はなかったですね。。。
車が真横なので、安全第一で走りました。
うーん、平日ならまた違ったのかも知れませんが、
国道134号を進むルートは、右も左も初心者はやめたほうがいいですね。。。
下記が実際に藤沢駅からレンタルして、1番右側のレンタル兼返却場所の長谷駅まで向かった記録です。
少し横道にそれたので、ぐにゃぐにゃしているところもあります。
ゆったり飲み物を買いながら走ったりしても、だいたい一時間くらいで到着できます。
やはり景色は抜群だったのですが、車と併走しながら楽しむというのはなかなか初心者には厳しく。。。
ある程度長谷駅(地図右側)に行けば、道も空いてきて少し余裕を持つことができるようにはなります。ある程度は。
■返却場所の長谷駅はプレハブ小屋のようなものがあり、
そちらに返却する形でした。
とくに困ることなく返却し、完了。
江ノ電にすぐ乗れるため、そこから鎌倉駅に行ってもいいですし、藤沢駅に行ってもいいと思います。
■湘南(藤沢、江の島、長谷)をe-Bike KUROADで走った感想としては、
KUROAD自体の評価はかなりよかったです！
ただ、肝心のコースが少し残念でした。。。
KUROADは万人受けすると思うのですが、
肝心のコースが万人受けするものでなく、
ちょっと自分も含め初心者の方が遊ぶのは厳しいかなと。
KUROAD自体はよかったため、もう少し初心者でも走りやすい、
交通量が少なくて道幅も広いような、安全度合いが高い場所で借りられるとうれしいなと思いました。
とくに、電動自転車の本領を発揮できる、山や坂道の多い場所で借りられると、
これまで初心者では楽しめなかった場所を楽しめるようになるのでいいなと思いました。
秩父とかそういうところで借りられるようにならないかしら。
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