サンコーの食洗機「ラクア」に買い替えて大満足な件(レビュー・感想)
■これまでエスケイジャパンの食洗機Jaime(ジェイム)を使っていたのですが、5年使ってついに壊れてしまったため、買い替えをしました。
サンコーの「ラクア」に買い替えたのですが、これがもう大満足のものだったため、レビューを書いておこうと思います。
(ちなみに、ジェイムのときのレビューは下記です)
■5年使っていたジェイムがついに壊れてしまいました。。。まぁ、5年使えば元は取ったようなものでしょう。
故障内容的には、運転している途中でエラーとなり、動作が止まってしまうというシステムエラー的な不具合。
いろいろ調べてみるも修復は不可と考え、新しい食洗機を購入することに決めました。
ジェイムを買った当時は、一人暮らし向けの食洗機というものがそもそも無く、
むしろジェイムが走りがけのようなところがあったため選択肢がなかったというのが正直なところです。
いま買おうと調べてみると、たくさんの種類が出ていて競争も激しくなっているように見えます。
業界で切磋琢磨され、昔に比べ機能が一段とブラッシュアップされたように感じます。
■さて、ジェイムからの買い替えということでポイントにしたのが、
・サイズ
・タンク式給水
・上下洗浄
です。
サイズについては、ジェイムの大きさがちょうどよかったこともあり、引き続き同サイズを使おうということに。
パナソニックが一人暮らし用のミニサイズを出したりしていますが、個人的にはあれぐらいのサイズだと小さすぎるだろうと思っています。
鍋やら包丁やらザルやら調理器具を諸々いっぺんに洗いたいようであれば、2~3人用など、少し大き目のサイズのほうが良いでしょう。
次に、タンク式の給水です。
やはり賃貸だと昔ながらの分岐水栓での設置は手間となるため、お手軽なタンク式が良いです。
ただ、技術の進化で、いつの間にか大体の食洗機が「タンク式も分水式も両方とも対応」というのが多くなっています。
むしろ、「いまはタンク式だけど、将来的に分岐水栓も対応できるように」というようなニーズに応えられるようになっている気がします。
最後、上下洗浄です。
いろいろ食洗機を調べている中で、なんと庫内の下からだけでなく、上からもスプリンクラーのように洗浄するタイプが複数発売されていました。
下からの洗浄だけだと、大きなフライパンやボウルなんかをお皿の上にかぶせてしまうと、下面はよく洗えるけど上面はその大皿が水の出力をブロックしてしまって洗いきれない、、、という問題もあるため、
上下両方からまんべんなく洗えるのは非常に欲しいなと思っていました。
■そんな上記の条件で探した結果、ぴったり需要に当てはまったのがサンコーのラクアでした。
正直ちょっと驚いたところがあります。
というのも、サンコーといえば「おもしろ家電メーカー」という印象が強く、
一芸に特化「しすぎている」ような商品を多く出していて、何か汎用的なものを購入するときには候補にあがらないメーカーの印象があったからです。
それが、ラクアについてはユーザーのニーズを総合的にカバーしていて、全方向的に満足させる商品となっていたからです。
まさか、サンコーを第一候補にあげる日が来るなんて思ってもいませんでした。。。
サンコーのラクアの公式商品ページはこちらですね。
■実際にラクアを買って設置したのがこんな感じです。
ジェイムのときは中にライトが無く、庫内が見づらかったのですが、ライトが点いて庫内の様子がわかりやすくなったのも良かった点です。(なぜ青いライトなのかは不明ですが。。。)
また、単純にジェイムのときは前面のガラス部分が暗かったため中の様子が見づらかったのですが、
ラクアはクリアなガラス面なため、ライトが点いてなくても普通に中の様子がよく見えますね。
前のジェイムのときから流用していますが、置台もサンコーのものです。
ついにサンコー公式の台に、サンコーの食洗機が置かれて正規な感じになったとも言えます。
■庫内の様子はこんな感じです。
実際に食器類を入れるとこんな感じ。
かなり贅沢に空間を使っているので、実際はまだまだ全然入る余裕があります。
上トレーに小物を入れられるようになったのも嬉しいですね!
小物や軽いものの裏返し問題だとかを上トレーによって解消できるのが、食洗機ユーザーとしては大変うれしいところ。
ちなみに、上トレーの引き出しはある程度のところでロックがかかるため、蓋を開けて少し引き出して自然乾燥させるということができます。
ちょうど上記の画像のところで止まります。
さらに上に持ち上げながら引き出すことで取り外せたりするため、上トレー自体の取り回しもかなり良いです。
使用していて「こうしたい」という需要には全対応できていると思って問題ないでしょう。
洗剤入れはこんな感じ。
ポケットがあってわかりやすくてマルです。
操作ボタンはこんな形。よくあるタッチパネル式ですね。
個人的にはスピードモードで大体大丈夫な気がします。
また、肝心の洗い上がりも、もちろん申し分ないです。
上からの洗浄ができるので、全体的にまんべんなくきれいになるところは強みですね。
ただ、基本的な洗浄能力は正直どの食洗機も変わらないかなと思います。。。どちらの食洗機も優秀な洗浄力を持っています。
どちらかというと、使う洗剤のほうで変わる事が多いのではと思います。
ジョイのジェルタブがおすすめなのですが、弱アルカリ性のためテフロンのフライパンやアルミなどにはダメージが出てしまうため、チャーミークリスタと併用して使い分けることがおすすめです。
■給水方法ですが、ホースを使うのも早くておすすめです。
全体像はこんな感じ。
ギミックとしては、サンコーの情報発信サイトのこちらで紹介しているのと同じです。
百円均一のフリフリシャワーと、ホースを使っています。
蛇口側はこんな状態。
給水時の注意点としては、ホース側ではなく、蛇口側の部分が抜けてしまうため手で押さえておいたほうが良いです。
食洗機側には、
こんな感じでさします。
ホース購入時の注意点として、食洗機側の出っ張りの部分が16φなのですが、
おそらくホースの規格として、売っているのが内径15φのホースなのです。
そのため、柔らかいホースでないと、上記のように食洗機側にホースをさすことができません。
三洋化成のグラアスホースは上記画像のように実績あるのでおすすめです。
※3m以下の2mとか1mサイズはAmazonの取り扱いないかもなので、その場合ヨドバシなんかで買うのが良いでしょう。
ヨドバシ(2m)
https://www.yodobashi.com/product/100000001001626467/
ホース給水の注意点として、水の勢いとすっぽ抜けに十分に注意してください。
ホースが外れて水浸しなんて大変なことになりうる可能性あるため、ホース給水は便利なのですが、
ホースが蛇口側と食洗機側両方で外れないよう、手で押さえるほうが良いです。
また、満タンになってさらにタンクから溢れてしまうというおそれもあるため、少し水の勢い弱めで入れていったほうが安全かと思います。
ホース給水は早くておすすめなのですが、リスクが高いのも確かです。。。
■ほか、排水ホースと電源ケーブルは、こんな感じにすると収納が便利かもしれません。
クリップは3Mのコマンドフックが家にあったため使っています。Sサイズです。
一応対応サイズが6mmのコードまでで、食洗機の電源キーブルが6mmなのでちょうどサイズなのでぴったりです。
ただ、毎回付け外しとなると、サイズがぴったりすぎて少しケーブルが取りづらいところはあるため、
今後さらなる改善は考えても良いかと思っています。
(何回か取り外ししているうちにフックがゆるくなってくれば、取り外しも楽になるように思っています。)
排水ホースは、吸盤のところの輪っかに結束バンドを通して輪っかを作り、それをフックに引っ掛けています。
これもたまたま結束バンドが思いついたので結束バンドを使いましたが、別の何かでも代用できそうです。
結束バンドは強度もそんなに必要ないと思うので、百円均一のもので良いと思います。
■ラクアに買い替えて、これまでジェイムを使っていたときに「こうならいいのに…」と悩んでいたものが解決し大満足で使っています!
とくに上トレーは、既存で食洗機を使っているユーザーこそ価値を感じるものだと思っています。
一人暮らしで食洗機を買うなら、現状サンコーのラクアがベストな選択肢でしょう。
ちなみに、普段購入する場合はサンコーの公式サイトが一番安いようなのですが、
AmazonのプライムデーのときはAmazonのほうが安かったので、プライムデーのときは購入のチャンスかもしれません。
(とは言っても爆発的にAmazonのほうが安くなるというわけではないため、急ぎであれば普通にサンコー公式サイトで買ってしまっても損はしないかなと。割引が付いてサンコー公式サイトとほぼ同じ金額、あとはAmazonポイントが付いて少しばかりお得、、、というぐらいです)