BOSS×ウマ娘の怪文書こと、BOSS担当者の想いを形態素解析してワードクラウドにしてみた
■話題になっている、BOSS×ウマ娘コラボの怪文書こと、
BOSS担当者のウマ娘への想い(公式ページはこちら)。
公式ページで読んでみてもらえればわかると思いますが、非常に重い熱い想いが書かれています。
ただ、その思いの丈が激しすぎて、非常に長い文章となっていて、
もっと要点を掴みたいなと思ってしまったことも確かです。
(いえ、言い訳です。本当は私が熱い想いをすべて受け止めることができなかったにすぎないのです。)
ということで、この担当者の想いを形態素解析して、
どのような言葉が多く語られているのか、分析してみようと思います。
■やり方としては、以前うまぴょい伝説を形態素解析したことがあるため、
同様の方法を取ります。
まずは担当の想いをテキストに落とし、、、(それにしても、熱量がすごいですね。。。)
それをmecabにて形態素解析していきます。
段階を踏み、まずは「名詞」のみを抽出してみます。
辞書は「mecab-ipadic-NEologd」を使用しているのですが、
「ウマ娘」「プリティーダービー」「URA」といったウマ娘用語をきちんと判別していて流石だなと感じます。
人気と実力を兼ね備えた、私イチオシの辞書です。
名詞の頻出語TOP50にしてみます。
前と同様、nlplotでビジュアル化していきます。
ノイズの除去はしていないため、「の」など余分なものも含まれてしまっていますが、無視します。
やはり「ウマ娘」というワードが最も多く使われていて、
きちんと「ボスジャン」「boss」「缶コーヒー」と、お仕事をきちんとしていることもわかります。
掛かってしまっているわけではなく、きちんと冷静さを取り戻せているようですね。
もう少し華やかにビジュアル化してみたいと思います。
100語までを上限に、ワードクラウドをしてみると、、、こんな感じ。
「サイレンススズカ」「ゴールドシップ」「ライスシャワー」などと、
「ボスジャン」「BOSS」「缶コーヒー」など、BOSS×ウマ娘の様相が伺えます。
■さて、次に「形容詞」です。
担当者のクソデカ感情熱い想いが1番現れる箇所だろうと期待しています。
同様に形態素解析して抽出していきます。
本当は抽出や辞書の調整をすればよいのですが、めんどうなので省きます。
形容詞の頻出語TOP50です。
「ない・なく・なし」という言葉が頻出していますが、これは本来であればもう少し調整を掛けてノイズ除去したほうがよいワードに思えます。
細かく見ていくと、
「欲しい」「いい・良」「熱い」など、やる気十分な気持ちが前面に出ていますね。
一方で、
「楽しい」や「嬉しい」の反対に、「忙しい」「恐ろしい」「辛い」など、
ネガとポジの感情が混ざり合っていることが伺えます。
仕事が忙しかった担当者が、ウマ娘に喜びを感じ、救われていたのではないかと推測ができます。
さて、これもワードクラウドにしてみます。
感情がよく見えますね。
この状態になると、より、愛憎相まみえるというか、
ただポジティブ一辺倒な文章、ただネガティブ一辺倒な文章ではない、
非常に複雑な感情が織り込まれた文章だということが推測されます。
BOSS担当者の想い、複雑で練り込まれたような深い味わいが伺えます。「まるでBOSSのコーヒーのようですね」と、暗に伝えたいのかもしれません。
■以上、BOSS担当者の怪文書こと、
BOSS担当者のウマ娘の想いを形態素解析して分析してみた結果でした。
こうしてみると、ただ長文なだけではない、
複雑で深い想いが訴えられていたことがよくわかります。
とは言え、担当者の想いを短縮化してしまうのは無粋とも言えます。
ぜひ一度担当者の想い全文を読むとともに、
BOSS×ウマ娘コラボを楽しめればと思います。