騒音対策におすすめなグッズのご紹介(耳栓、イヤーマフ、ノイズキャンセリングヘッドホンの使い方)

2021年5月30日

■集中して仕事や作業をしたいとき、まわりの音をシャットダウンしたいものです。
とくに在宅ワークが進んで、静かな環境を手に入れたい方も多いのではないでしょうか?

実際私はもう作業中は音を完全シャットダウンしたく、
いろいろなグッズを駆使して最強の防音環境を構築しています。
かれこれ10年以上試行錯誤していますね。。。

今回は手軽さと金額に合わせていくつか段階ごとに紹介していきます。
実践していてどうなのか、所感も添えますので参考になればと思います。





■レベル1 耳栓を使う(全体費用100円~500円程度)
まずは初手ですね。基本中の基本、耳栓の使用です。
こちらでおすすめの耳栓の紹介をしていますので、どの耳栓がいいか参考にして頂ければと思います。





■LEVEL2 耳栓+イヤーマフを使う(全体費用3500円程度)
こちら、費用対効果的に1番コスパがよいと思います。
イヤーマフ、と聞いてなんだそれは?という方もいらっしゃると思いますが、
アメリカの映画なんかで銃の射撃練習をしているときに耳につけているヘッドホンのようなやつですね。

イヤーマフだけでも、正直効果は抜群です。
めちゃくちゃ静かになります。
が、耳栓をした上でイヤーマフをすると、もう遮音効果はこれ以上無いレベルです!

イヤーマフもいろいろと種類がありますが、
金額と高い効果を考えると、下記が最もおすすめです。実際私が使っているものでもあります。

▼3M PELTOR H10A(3000円程度)

スリーエム(3M)
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難点としては、通常の音楽用ヘッドホンに比べ、頭側面の締め付けがとても強いです。
そのため、慣れるまでは側頭部への違和感がだいぶあります。
遮音環境を取るか、側頭部の締め付けを我慢するか、二択を考える必要があります。

個人的には防音優先にしたため、側頭部の締め付けに慣れさすほうを取りました。
ちなみに、メガネをしたままでも遮音性は大丈夫です。


※もし外出先でのイヤーマフ使用をお考えの場合、こちらのイヤーマフがおすすめです。
軽く、たためるので携帯性に優れています。
上記のものより遮音性は多少劣ってしまいますが、側頭部への締め付けがこちらのほうが強くないというメリットもあります。
私は図書館などで「今日はとにかく集中したい!」というときに持ち運んで使用しています。

▼HOWARD LEIGHT LEIGHTNING L0F(3000円程度)





LEVEL3 耳栓+ノイズキャンセリングヘッドホンを使う(全体費用35000~45000円程度)
はい、値段が跳ね上がりました。
そのときの価格相場にもよりますが、最大4万円程度かかります。

耳栓にヘッドホンを併用するという点では、LEVEL2のイヤーマフ併用と変わりません。
むしろ、単純な併用効果であれば、LEVEL2のほうが遮音効果は高いと思います。

では、何が優れているかというと、こちらはヘッドホンから音楽を流すことによる、強力なマスキング効果が狙えるのです。

耳栓+イヤーマフは、圧倒的な遮音効果を持ちますが、
どうしてもすり抜けてくる音に対しては、もうこれ以上の対策ができません。あとは我慢するだけです。

一方ノイズキャンセリングヘッドホンですと、音楽を流せるため、すり抜けてくる音に対して、
音楽を流してかき消すことができます。
個人的には、環境音(アンビエント音)を使用しています。雨の音や波の音がおすすめです。
LEVEL2に比べて、音楽や音量の調整でさらに細かに作業環境の整えができるため、
金額が許すならば、LEVEL3が最もおすすめです。

併用するノイズキャンセリングヘッドホンですが、ここは必ず大枚をはたきましょう。
ノイズキャンセリング性能や、耳を覆うクッションや機構、頭に長時間乗せたときの疲労などを考えると、
やはり高いものを買うしかありません。ここはケチらないで高いものを買います。


おすすめは、SONYのノイズキャンセリングヘッドホンです。
私は何世代化前のものを使用していますが、最新のものをお買い求めください。

SONYのノイズキャンセリングヘッドホンの何がよいかというと、その操作感のしやすさですね。
耳あての部分に手を当てると、外部の音を一時的に聞けるモードに瞬時に変わったり、
音楽の再生、停止、次の曲へのスキップ、早送りなど、耳あてに手を当てるだけで様々な操作ができ、
非常にストレスがありません。

静かな環境を構築すると同時に、やはり作業時のストレスを極力無くしたいと思いますので、
そういう意味でもSONYのものがおすすめです。
充電もかなり長持ちして、ほぼ丸一日使いっぱなしだとしても、全然無くなりません。相当長持ちと思って大丈夫です。
唯一の難点は、やはり高いことですね、、、ここは頑張るしかありません。。。





■以上、段階に合わせた防音環境の構築でした。
LEVEL2の「耳栓+イヤーマフ」がコスパや手軽さ的には1番だと思いますので、
まずはこちらをお試しいただくのがいいかと思います。

LEVEL3もおすすめなのですが、初期費用が高いところは仕方ないですね。。。
私も最初から防音環境目当てでノイズキャンセリングヘッドホンを買ったというよりは、
音楽を聞くためによいヘッドホンを買いたいと思って買った形ですので、
「普通の音楽聞き用としても優れている、しかも何年も使うから一年単位で見れば安くなる」
など、自分に言い訳をして買うしかありません。

快適な作業環境を構築できましたら幸いです。