WF-1000XM4がテレワークや持ち運び用として最適な理由(レビュー・感想)

2021年6月27日

■SONYのWF-1000XM4を買ったため、レビューを書いておこうと思います。

結論から言ってしまえば、
「持ち運びやテレワーク用として最適なノイズキャンセリングイヤホン」
です。


【追記】
しばらく使ってみて、いくつか使いにくい・ダメだと思った点も出てきたため、
下記の記事で難点部分についても触れています。
購入検討の際は、下記も合わせて参考にして頂くのがよいかと思います。






理由というかWF-1000XM4の特徴ですが、
まずは、
①非常に軽量
です。

片方が約7.3 gなため、頭が重くなったり痛くなったりということがありません。
これはまで私はWH-1000XM4を使っていたのですが、
こちらはヘッドホンタイプのため、一日付けているとさすがに肩がこりました。



なので、それで軽いノイズキャンセリングのものに替えたいということで買ったところもあるのですが、
やはりもう月とスッポンの違いレベルで、頭の重さへの負担が段違いに軽減されました。

一日中イヤホンやヘッドホンを頭に付けて仕事をする、という方に非常に最適ですね。

また、軽いことで持ち運びにも非常に便利です。
ケース自体の重さも約41gと軽量で小さいため、
カバンのポケットに入れても全然気になりません。

また、ケースから出して耳に装着すればすぐに起動し、
ケースにしまえば自動で電源OFFになるところも気が楽でいいですね。



2点目として、
②ノイズキャンセリングが抜群
というところですね。

さすがSONYの製品というところで、非常にノイズキャンセリング効果が高いです。
とくにイヤーピースが低反発のウレタンのようなものなため、
耳にぴったりとフィットし、遮音効果が高いです。

ここは試さなければわからないところですが、
もし実店舗などで試せる機会があれば、ぜひ一度体感してほしいです。


3点目として、
③音の解像度が非常に高い
というところですね。

こちらもさすがSONYのイヤホンですね。

正直なところ、
「これまで以上の高音質だとか、そりゃあ新製品だから言うよな。このあたりは話半分で聞いておこう」
という感じだったのですが、たしかにこれは音の解像度がすごかったです!

普段聞いている音楽を、何気なくWF-1000XM4で聞いたところ、
これまで以上に音が細かく、そしてクリアでした。
なんだか悔しいくらいです。






■と、ここまで良い点ばかり書いてきましたが、
個人的には同じSONY製品のWH-1000XM4を使っているからこそ残念に感じた点もありました。

まず、
①ノイズキャンセリング効果はWH-1000XM4に劣る
(むしろ、WH-1000XM2にも劣る)
というところですね。

これは製品の形状の問題のため致し方無いと思うのですが、
耳をすっぽり覆うオーバーヘッド型のWH-1000XM4のほうがノイズキャンセリングというか遮音性は高く感じました。
旧製品のWH-1000XM2とも比べたのですが、やはりWH-1000XM2のほうが良かったため、
これは単純に商品の形状種類のため致し方ないというところですね。


2点目に、
②耳あて部のタッチ機能による音楽再生・停止、曲送りなどの機能と操作性はWH-1000XM4にかなり劣る
という点です。

これも製品自体が小さいから仕方ないところかと思うのですが、
WH-1000XM4では
・耳あて部をタッチする
・耳あて部を上・下・右・左にこする
・耳あて部を手で覆う
という操作によって、
曲を停止・再生させる、音量の調整、曲の送り・戻し、周囲の音を一時的に聞くといったことがスムーズにできていました。

しかし、WF-1000XM4では、
・耳あて部をタッチする
・耳あて部を長押しする
の二種類しか対応しておらず、イヤホンだけで音楽操作を完結するということが難しくなっています。

機能割り当てをして各操作を対応可能にすることはできますが、
正直タッチと長押しだけだと、割り当てたとしても操作感はよくありません。

また、単純にタッチ部が小さいので単純にタッチしにくいというのと、
その一方でタッチ部が製品の面積に対して割合が多いので、取り付け・取り外しのときに誤操作をしやすいと、
このタッチ部分に関してはWH-1000XM4を経験してしまうと微妙ですね・・・。



■以上、WF-1000XM4のレビューでした。
全体的には良い製品で、テレワークや持ち運び用と考えたときは、これ一択のような製品です。

ただし、同じSONY製品のWH-1000XM4と比べてしまうと、
どうしてもその製品の形状の問題で劣る点はあるかと思います。

本件のレビューが購入の参考になれば幸いです。