【感想】結城友奈は勇者である-大満開の章- 第1話「青春の喜び」
■公式ページリンク https://yuyuyu.tv/daimankai/story/#/01
■ついに始まった「結城友奈は勇者である」の3期、「大満開の章」。
第1話「青春の喜び」は、ゆゆゆ第1話のお約束的展開とも言える「日常」パート。
ここだけ見ると、ただの萌えアニメにしか見えません。
ただ、これまでのゆゆゆの実績から考えると、ただの日常でも全然心安らかに視聴することが私にはできませんでした。
これまでゆゆゆシリーズを視聴してきた方は訓練されているので、もうこの時点で若干の地獄を感じているかと思います。
二期「勇者の章」の後日談として見ると、100点満点の内容だったと思います。
「あの」二期の戦いが終わって、勇者たちが日常を楽しむ、
それこそ「青春の喜び」を噛みしめるそのストーリーは、これ以上無い後日談でしょう。
第1話の終盤手前までは、
「あれ?完璧な後日談で、もしかして結城友奈たちの物語は完結かな?」
「二期の最後で後日談の部分が描けてなかったから、そこを補完する形かな?これはファンとしては最高の内容」
と考えていたのですが、
まぁ、やはりゆゆゆの制作スタッフ、意地が悪いです。最悪です。
終盤も終盤で、「もうなにもない」「もう大丈夫」とキャラクターたちが会話するという、
地獄のようなフラグ作りが始まります。
最初は「いや、これぐらいならフラグや匂わせとは言えないレベル」と感じていたのですが、
「もうなにもない」「大丈夫」というシーンが数度繰り返され、
我々に「あっ、これはアカン…」という気持ちを強くさせていきます。
それでもあまりに日常パートが眩しく強すぎたため、
「いや、これは我々が変に勘ぐっているだけで、フラグではない、これはフラグではない、大丈夫」
と思っていたのですが、
いやぁ、もうスタッフに慈悲の心は無いのか?
安心させておいての、やはり安定のゆゆゆを発揮してくる、最悪の制作陣です。
もう終盤は「地獄じゃねぇか…」という言葉をただ繰り返しながら視聴していました。
あの地獄のような流れからエンディングを見ると、
もう変身と戦いのシーンが絶望でしかありません。
あんなに毒素0パーセントみたいな日常パートを散々見させておいて、
この終盤ですよ。
あんなに日常で勇者たちが戦いから完全に離れていることを意識させておいての、
変身・戦闘シーンの提示ですよ。
スタッフに人の心は無いのか?
そんでもって、次回予告からも、顔を覗かせる地獄の片鱗。
どうしよう、もう地獄が訪れること確定じゃないですか。。。
二期で大団円を迎え、もう三期は思い切って転換して、
安心できる萌えアニメを描くのかと少し思っていたところがあったのですが、
多少戦闘のシーンなどあったとしても、マイルドな感じ、萌え戦闘少女ものへの転換もこれはまた良しと思っていたのですが、
三期も安定した「ゆゆゆ」のようです。ツライ。。。
来週もまた非常に楽しみです。精神的にはツライですが。
そして、いまさらながら気づいたのですが、
サブタイトルの「大満開の章」。
何も知識を入れていない状態であれば、
「満開=花が開く」ということで、なにか良いことがたくさん起こるのではないかと考えていたのですが、
これ、とても絶望的なタイトルですね。。。
スタッフに慈悲の心が無いこと、三期が地獄であることは、最初から我々に提示をされていたんですね。。。
ゆゆゆにおける「満開」は、
公式サイトの用語集を見てわかるように、地獄のような「勇者システム」の機能です。
「満開」は強大な力を発揮できますが、
満開の後には「散華」し、「身体機能のうち、どれか一つが神樹への供物となる」ですよ。
それが「大満開(の章)」ですよ。
いやぁ、、、スタッフには鬼畜しかいないのか。
■公式用語集1 https://yuyuyu.tv/season1/special/dictionary.php
■公式用語集2 https://yuyuyu.tv/season2/special/dictionary.php
■3期も安定のゆゆゆのようで、とても楽しみです。
情緒を不安にさせながら、この地獄のような3ヶ月(ワンクール)を楽しもうと思います。
■別途ですが、3期も香川県観音寺市周辺の景色を丁寧に取り込んでいるようですね。
実際に観音寺市に行ってみるとわかるのですが、「アニメで見た!」という景色がありありとあって、
聖地巡礼するととても楽しいです。
今回印象的だったのは、勇者部が「映え」の記念写真をした、
父母ヶ浜ですね。
勇者部が通う中学校のモデルがある観音寺市のお隣の、三豊市にある海水浴場です。
下記三豊市の観光ページで確認できますが、ウユニ塩湖のような写真が撮れることで有名です。
観音寺市や三豊市と言わず、香川県および瀬戸内は非常に魅力的な場所なので、
ぜひ現地を訪れてほしい場所です。
三豊市観光ホームページ https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/