【比較】新型「Nintendo Switch(有機ELモデル)」は買うべきか

2021年7月6日

■ついに発表された新型「Nintendo Switch(有機ELモデル)」。
だが、そのスペックは果たして「買い」となるものなのだろうか?

個人的には、この新型は「買うほどのものではない」という感想を持っています。
下記にその理由を記載していきます。



■まず、言うほど既存のSwitchモデルから変化が無い、というのがあります。
細々したところは変わっていますが、
大きな変更点としては、
・画面が有機ELになり
・ちょっと画面が大きくなった(6.2インチ→7.0インチ)
というもの。

この2点が強い訴求を持っているかと言うと、
「うーん。。。」というところ。

たしかにうれしい変化ではあるのですが、
Switchをテレビで遊ぶユーザーにとってはまったくメリットが無いです。
むしろ、テレビにつないで遊ぶ分にはただ通常のSwitchより値段が高くなるだけで、
デメリットだとさえ言えます。
※Switch:32,978円(税込み)、新型Switch:37,980円(税込み)




でも、携帯モードで遊ぶユーザーにはうれしいところなのではないかと思えるのですが、
正直それも「うーん。。。」というところです。

なぜなら、新型は重さが通常Switchよりアップしてしまっており、
持ち運びにはむしろ適さない方向に進化してしまっているからです。
また、わずかに横幅も大きくなってしまっています。

▼公式サイトより抜粋


わずかなサイズアップといえばわずかではあるのですが、
新型の有機ELを楽しめる携帯モードに向いた形の進化とは言えません。

むしろ、有機ELで楽しみたいならば、
そのようなユーザーは大型の画面で楽しみたいと思うはずです。

そうなると、テレビ接続して遊ぶことになるため、
やはり携帯モードでの有機ELで遊ぶ機会というのは少ないので、と思ってしまいます。
携帯モードで遊ぶならば、Liteモデルのほうがよいでしょう。


また、サイズアップしたからといって、
ではバッテリー持続時間が上がったかと言えば、
既存モデルのSwitchとまったく変わりません。


うーん、新型のメリットが見当たらない。。。
細かく言えば、本体保存メモリが64GBに増える、というメリットはありますが、
これは現行SwitchでもSDカードを買えば一瞬で解決します。
SDカードもいまはそれほど安く買えますし。。。

また、有線LAN端子が最初から搭載されるようになっていますが、
これも現行Switchでも2,000円もしないうちに買えますし、、、




■ようやく発表された新型Switchですが、
現行モデルとの価格差やスペック差を考えたとき、
そこまで「買い」のものかなぁ。。。と正直思ってしまいました。

公式サイトのスペックを見る限りも、
うーん、現行のSwitchモデルのほうがいいような気さえしてきます。

購入は様子見をしてからのほうがいいかもしれません。