テレワークにデュアルディスプレイのススメ

2021年7月3日2024年1月18日

■IT関連の企業では、
コロナを契機にテレワークが主流になってきています。

いざテレワークが始まってくると、自宅の椅子を良いものに買い替えたり、
机やキーボードをより良いものに買い換えたという方も多いのではないかと思います。

そんな、テレワークの環境整備でイチオシしたいのが、
モニターの導入、いわゆるデュアルディスプレイ環境にすることです。

デュアルディスプレイ環境にする利点としてはまず、
・web会議の際に、会議画面と資料参照画面を両立できる
があります。

クライアントとの打ち合わせや社内でのミーティング時など、
web会議のシーンはテレワーク環境ではやはり多くなります。

しかし、モニターが1つだけだと、
いざweb会議が始まるとそのweb会議に画面が専有されてしまい、
例えば何か資料を参照して話すなどの際に画面の行き来をしなくてはならず、
会議進行が大変になる場合があります。

また、資料だけが表示されるため、
web会議ツールの仕様によっては、
相手のうなづいているなどの様子が見えなくなり、
コミュニケーションがしっかり取れないということもありえます。

デュアルモニター環境にすれば、
1つの画面ではzoomを開いて相手の様子を伺いつつ、
もう1つの画面では資料を参照しながら説明するということが可能になります。

また、資料を画面共有して相手に見せるという際、
自身の共有している資料が相手にきちんと投影されているかの確認もできるようになります。

もう1つの利点としては、単純ですが、
・作業効率があがる
があります。

何か文章を作成する際にも、
資料を片方の画面に表示しながら作業ができるため、
わざわざ1つの画面内で資料を切り替えながら作業するということが発生せず、
非常に効率的になります。

また、普段は1つのモニターにメモやスケジュール、メール画面を表示しておいて、
タスクや通知を常に確認しながら仕事を進めることができるようになります。

■モニターを買う際のオススメとしては、
・24インチ
・IPS液晶
・ピボットでモニターの高さを調整できる
を踏まえるとハズレは無いでしょう。
おおよそ2万円前後で購入できるかと思います。

「24インチ」ですが、
やはり大きな画面だと画面も見やすく作業しやすいため、
24インチが個人的によいと思っています。
これ以上だとサイズが大きすぎ、これ以下だとやや画面を小さく感じます。

ただし、机のサイズなどもあるかと思うため、
場合によっては1つ下のサイズの21インチなども候補に入るでしょう。

「IPS液晶」ですが、
モニターの価格帯によって、使われている液晶の種類が異なります。
IPS液晶が最も不満が無いものになるかと思います。

ほかですと、「TN液晶」なんかは安いのですが、
視野角が狭くて見づらいなど、やはり値段相応な部分がありますので、
長く使うモニターですので「IPS液晶」がおすすめです。
これはできればマストです。

最後「ピボットでモニターの高さを調整できる」ですが、
モニターを買うと、自身の目線の高さに合わせたほうが目や首の負担が減るため、
調整できるものにしておいたほうが無難です。

あとからモニターの高さを調整しようと思っても、
調整のための器具購入や、ネジを回しての物理作業などが大変です。
これも多少値段は高くなりますが、ピボット付きのものを購入しておいたほうがよいです。

上記を踏まえると、個人的におすすめは下記のiiyamaのモニターになります。
というか、私が使っているのもコレです。
その年度によってマイナーチェンジがされるため、
多少見た目が変わったりします。

モニターのメーカーもいろいろありますが、
iiyamaは日本製というのと、
会社で購買をしていた際に、
不良品だったりした場合の対応が非常に丁寧で迅速だったり、
激しい環境の工場に導入しても丈夫で壊れなかったりと、
品質に信頼を持てるためこちらにしました。
あと、そのわりに普通に安いというのもありますね。