磐梯吾妻スカイラインをe-bikeで走破!絶景と地獄のヒルクライム体験記

■福島県は磐梯吾妻スカイラインをe-bikeでサイクリングしてきたため、ブログ記事を書いておこうと思います。
これまでいろんなところでサイクリングしてきましたが、今回が一番キツイサイクリングでした。。。(でも、景色は絶景)
■きっかけとしては、JRのどこかにビューンで福島駅が行き先として決まり、
福島駅周辺で何かサイクリングコースは無いかと調べていたところ、
磐梯吾妻スカイラインなるコースを発見。
コース全容はこんな形
全長は約80kmほどの、私個人としてはだいぶ長いコース。
こちらのサイトや、こちらのPDFも参考になるでしょう。
コースのなんとなくの全体感は、こちらのブログ記事が参考になりました。
※後述しますが、スカイラインに挑む場合、事前になるべく情報を収集と準備をして臨んだほうが良いです。
そういえば、これまで海沿いは積極的にサイクリングしてきたのですが、
山のサイクリング、いわゆるヒルクライムはしたことが無いなと思い、
いい機会だと思い、今回挑戦してみることにしました。
■さて、挑戦してみるとは言え、
私は普段ロードバイクにガンガン乗っている人種ではないですし、
観光地では毎度e-bikeに乗ってゆったり楽しんでいるタイプの人間です。
1時間=10kmでサイクリングしているような、だいぶ脚力やスピードとはかけ離れた人間です。
ということで、まずは福島駅周辺でe-bikeをレンタルできないか検索。
すると、福島駅から徒歩8分ほどの「La Union」さんというところで、e-bikeがレンタルできるとのこと。
じゃらんのこちらのページから予約をしました。
予約ページにも記載されていますが、
スカイラインに臨む場合、予備バッテリーがあったほうが良いとのことで、
予備バッテリー、そして、それを入れる自転車バッグもオプションでお願いをしました。
※予備バッテリー(&自転車バッグ)は必ず付けたほうが良いです。後述しますが、スカイラインには必須でした。
■当日、朝9時にe-bikeを受け取り、サイクリングスタートです。
で、最初の写真がいきなり山の上の方にまで飛ぶのですが、これには理由があり、、、
もう写真を収めている余裕が無いくらい坂がツライ!

まじでツライです、坂。
e-bikeのバッテリー、平地で走る分には一番強いモードでガンガン走っても全然1日持つのですが、
坂は恐ろしいほど消費しますね。。。
下記は実際に私が走ったログなのですが、20kmくらい上り坂が続きます。

これ、完全に見誤りまして、「もうそろそろ登りも終わりだろうから、電動アシストを一番強いのにしちゃってよいだろう」という判断が早すぎて、ほぼ頂上である浄土平まで残り5kmとかの時点で、
通常バッテリーと予備バッテリー両方がほぼ残量ゼロのスッカラピン状態に。
いやぁ、もっと節約しながら走るべきだった。。。
あと、事前にどのあたりが何km地点にあたるのかとか、Googleマップで調べておけばよかった。。。
景色はキレイでしたが、「果たして、これで無事頂上まで辿り着けるだろうか、、、ここで引き換えしたほうが良いんじゃないか…?」と気が気じゃなかったです。
普段からロードバイクに乗っているような人であれば「とはいえバッテリーなくなっても自身の脚力でなんとかなるっしょ」といふうに切り替えられると思うのですが、
私はそんな脚力なんてないので、もうe-bikeのバッテリー切れは死活問題でした。
e-bikeで山に登るというのを甘く見てましたね。。。




■さて、なんだかんだ頑張り、浄土平に到着できました。
ここが折り返しで、あとはほぼ下りなので、バッテリー切れでも希望が見えます。
お昼ごはんも食べ、飲み物も補充し、十分に休憩してから山を下ります。

ちょうど晴れ間も見えてきて、景色を楽しみながらゆったりと下っていきます。





■で、福島駅に帰ってきて、走行距離や時間はこんな形。
行きこそ上り坂でツライですが、帰りは下り坂のため、思ったよりは少し短い時間になりました。

今回山を走って思ったのが、
・海沿い系より、バッテリーの消費は気を使わないといけないぞ
・飲み物などの補給場所も少ないので、注意が必要
・山の上なので、電波も届きにくいかもだから、PDFとかオフラインデータをスマホに落としておくとか必要
・携帯のバッテリーの充電方法も海沿いより困るため、モバイルバッテリーを忘れずに
という感じでした。
うーん、ヒルクライムは普段からロードバイクに乗っているような人じゃないと、
ちょっと体力的に厳しいかもなぁ。。。
■別途怖かったのが、熊の出没情報があったこと。
海沿いを走ることが多かったのでこれまで気にすることはなかったのですが、山だと熊の出没可能性がありますね。。。
とくに、今年は熊の出没情報が多く、下山したあとの市街地でも熊に襲われたというニュースがあったため、
一応熊鈴を持っていき、適宜鳴らしながらサイクリングしました。
このあたりも、ヒルクライムする際の注意点だと学ぶ機会になりました。
実際に持っていった熊鈴はこちらです。
音が鳴らないようにストップ機構があるため、旅行先に持っていくとかに便利そうです。

■いろいろと勉強することも多かったですが、スカイラインの景色はとてもキレイでした!
体力に自身のない方や初心者には少しおすすめが難しいですが、、、
普段からロードバイクを楽しんでいるような人には、とても良いコースだと思います!