【RC賃貸の振動対策③】壁ドン&ウォーターハンマー音を吸音材で軽減してみた

■RCの賃貸に入居したものの、洗濯機なのかウォーターハンマーなのか、部屋が振動するというハズレ物件でした。。。
管理会社に相談したものの、残念ながらこれ以上の対処しようは無いとのことで、個人で対処をしていくことに。
同じ様にに部屋の振動・揺れで困っているかたの参考になれば幸いです。
■まず賃貸物件状況の整理ですが、RC(鉄筋コンクリート)の築20年未満の4階程度のマンションです。
私の居住はその中間階層の3階です。また、おそらく壁式構造と思われます。
DK SELECTという大東建託グループのブランド物件で、
構造的にはだいぶしっかりしたマンションなのではと思われます。
実際、とある事情で部屋の修理に来た方が、「しっかりした壁を使ってますね」と言っていたので、
やはりそうなのだと思います。
が、残念なことに部屋が揺れる揺れる。。。
ウォーターハンマーや洗濯機の振動だと思うのですが、振動が天井や壁を伝い、床も揺れるような状態。
もちろん壁をドンと叩くような音も響くのですが、床にまで振動が響くというのは初めての経験です。
朝方その揺れで起こされるようなこともしばしばのレベルで、うーん、だいぶハズレの物件を引いてしまったようです。。。
管理会社に相談もしてみたものの、残念ながら原因不明で対処ができないとのことでした。
引っ越しは絶賛検討中のものの、なかなか良い物件が出てこず、
ひとまずは引っ越すまで個人で対策をし、その場をしのいでみることにしました。
■さて、これまで振動対策をしてきたのですが、ウォーターハンマーの代名詞、壁をドンとする音対策もできればと思います。
ご多分に漏れず、壁や天井からの音がします。
とはいえ、多少は建物の仕様上しょうがないと思いますが。
が、残念なことに、寝ているときに横の壁からドンと音がするんですよね。。。
逆側の壁にベッドを移動することも検討しましたが、移動させた先だとクーラーの風が直接当たるため、
それも避けたい。
ということで、ベッドは移動させず、そのまま壁からの音の対策を取ることに。
壁からの音ということで、吸音材を購入することにしました。
賃貸なので、設置も容易で、音がしっかりガードできるよう、厚みのあるものを検討しました。
最終的に購入したのが、こちらです。


東京防音のホワイトキューオンです。
上記画像でグレーになっている板がそうです。
元々は白いのですが、後述で詳しく書きますが、グレーの不織布でカバーをしています。
厚みは50mmを選択しました。
大きさは910mm×1820mmを購入したのですが、、、
こちらも後述しますが、910mm×910mmを2枚購入するほうが、取り回しの点で良いかと思います。
諸々類似商品はあったのですが、こちらを購入した理由としては、
・日本製
・ポリエステルで安全
・簡単に曲がる、折りたためるため引っ越しの際にラク
・厚みが探している中だと一番厚かった
という形です。
さて、そのまま届いた状態のままで使用しても何ら問題はないのですが、
不織布を巻いておいたほうが、汚れの掃除だとかがラクとのことで、不織布を巻くことに。
最初から不織布が巻いてある商品もあったのですが、
少し値段が上がるのと、納期が結構先になる感じだったため、不織布は自分で巻くことにしました。
実際に不織布を巻いている様子がこちら。

910mm×1820mmだと、サイズが大きいため、自分で巻くのは結構大変です。。。
苦手な人は、最初から不織布が巻いてあるものを買ったほうが良いかと思います。
ただ、不織布版だと結構納期がかかってしまうため、
可能ならば自分で巻いてしまったほうが早いかと思います。
または、そもそも不織布を巻かなくても良いかと。
自分で巻く場合、
910mm×1820mmだと大きすぎて大変なため、
910mm×910mmを2つ買ったほうがラクだと思います。
また、後述する設置の際も、910mm×1820mmだと大きくてやや手間取ったため、
910mm×910mmのほうが取り回しもラクです。
ちなみに、910mm×1820mmのサイズの場合、
不織布は百円均一の布団干しシートを使いました。
手すり固定用の紐があったため、そこだけハサミで切って使用。


また、ホワイトキューオンへの不織布貼り付けは、
「KAWAGUCHI(カワグチ) 手芸用品 水に強い布用両面テープ」を使用しました。
通常の強力両面テープだと、布や繊維の接着は剥がれやすいことを経験しており、
以前カーテンの裾上げに布用のこちらを使用したところ剥がれが無く大活躍だったため、使用。
実際、ホワイトキューオンと不織布をしっかり貼れたためオススメです。

さて、不織布を貼り付け終わるとこんな形。
結構キレイに貼れたのではないでしょうか?

さらに、壁に設置するとこんな形。


壁にピンで打ち付けています。

長さ:38mm×1.06mmの、ホワイトキューオン公式の推奨ピンです。
Amazonには無いようだったため、手頃なところですが、ヤフーショッピングで購入するのが良いかもしれません。
または、類似品を購入しても良いですね。
空く穴の大きさが1mmぐらいのため、これぐらいなら賃貸のガイドライン的には補償にならないセーフな範囲でしょう。
気になる方は、両面テープだとかで工夫するのが良いと思います。
私の賃貸は前住人の画鋲跡が結構いろんな場所に元々あったため、気にせずピンを打ち込むことにしました。
さて、設置効果としては、、、壁ドンの音はだいぶ軽減されます!
やはり厚さ50mmはすごいですね!
しっかり軽減されます。
たぶんこれと耳栓の併用でもう聞こえないレベルになると思います。
やや値段はしますが、だいぶオススメです。
ちなみに、耳栓はMOLDEXのスパーク・プラグを愛用しています。
■部屋の振動に続き、ウォーターハンマー音の対策もしてみました。
寝ているときの横からの音が軽減され、快適度が上昇しました。
同じ用に悩んでいる方の参考になれば幸いです。